アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、今夏の移籍市場で猛威を振るったサウジアラビアリーグについて言及している。スペイン『アス』がコメントを伝えた。
今夏、豊富な資金力を駆使して欧州リーグから多数のスター選手したサウジアラビアリーグ。移籍した選手たちに対しては「キャリアではなく金を選んだ」との批判も飛んでいるが、グリーズマンは彼らの考えも汲み取ったコメントをしている。
11日のドイツとの親善試合を前に会見に出席した同選手は、サウジアラビアに渡る選手たちについて、次のように語った。
「あっちに行ってしまった選手たちのことも理解しているよ」
「僕たちも欧州で、確かに大金を手にしている。でも子供や孫のことまで守ってあげたいと思う選手たちがいるのは当然だろう。それに移籍する彼らもあっちで良いプレーをして、その才能を示さなくてはならないはずだ」
グリーズマンはその一方で、自身が将来的に移籍したいリーグがアメリカのメジャー・リーグ・サッカー(MLS)であり続けていることを強調した。
「僕がサウジに? 自分には家族が、3人の子供がいるからね。難しい決断になるだろう。でも皆も知っている通り、僕の目標は今だってMLSなんだよ」


