Stadio Olimpico RomeGetty Images

無観客続くセリエA、5月のイタリア杯決勝で観客入場を検討か…伊サッカー連盟会長が示唆

イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長が15日、スポーツ省担当の補佐官ヴァレンティーナ・ヴェッツァーリ氏との会談を終え、5月中に有観客での試合開催を実施することを示唆した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が15日、報じた。

6月11日から開催されるEURO2020の会場の1つであるローマにおいて、収容人数の25%までの観客入場がUEFAにより承認されたイタリア。セリエAでは昨年3月のロックダウン(都市封鎖)以降、1年以上にわたって無観客での開催が続くが、FIGCのグラヴィーナ会長はEURO2020に先駆け、5月中にも有観客で試合を開催する可能性を示唆した。

「6月11日のイベントへ向けて期待がふくらんだ。EURO2020開幕前にも、有観客での開催を再開する可能性は十分にあると考える。6月に入る前までに複数のイベントが予定されているが、例えばコッパ・イタリア(5月19日に決勝)は多くの選択肢の中の1つだろう。誰もが(有観客での)再開を望んでいる」

またグラヴィーナ会長は、選手のワクチン接種についても言及。EURO2020に参加するイタリア代表チームの全員が、東京五輪に出場するアスリートと同様の措置を受け、開幕前に接種を受ける方針であることを明かした。「EURO2020開幕前にワクチン接種を受けるべき対象となるはずだ。昨日、当局と面会し、保証を得た。代表チーム全体が、オリンピックに参加するアスリートと共にワクチン接種を受けることになるだろう」と述べた。

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