リヴァプールは1日、バイエルン・ミュンヘンからオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフの獲得を発表した。契約期間は5年で、背番号は「38」に決定している。
今夏の移籍市場で、アレクシス・マクアリスターやドミニク・ショボスライの獲得に成功したリヴァプール。しかし、主将のジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョという主力MFが相次いでサウジアラビアへ移籍すると、日本代表MF遠藤航の補強に次いで、フラーフェンベルフの確保に成功した。
フラーフェンベルフは、昨夏にアヤックスから鳴り物入りでバイエルンへと加入。加入1年目は公式戦33試合に出場したものの、先発は3試合にとどまり、今季はより多くの出場機会を求めることを明言。しかし、ここまでドイツ・スーパーカップを含め公式戦3試合で出場時間はわずか9分と、満足のいくプレー時間を得ることができていない状況となっていた。
そして1日、リヴァプールはフラーフェンベルフの獲得を発表。2028年までの5年契約を結んでいる。なお、『The Athletic』のデイヴィッド・オーンステイン氏などによると、リヴァプールは移籍金4000万ユーロ(約63億円)をバイエルンに支払うようだ。
21歳の新鋭MFはクラブ公式サイトを通じて、リヴァプール加入を次のように喜んだ。
「とても嬉しいよ。移籍が完了して、やっとここにいることができてと本当に嬉しい。ここは世界最高のクラブの1つだ。ファンやスタジアム、外から見たすべてのものが最高だと思う。アンフィールドでプレーすること、You’ll Never Walk Aloneを聞くことを楽しみにしている。僕はこのクラブのために全力を尽くす。目標はトロフィーを勝ち取ることだ。そのために、たくさんプレーして僕たちや僕のことを示したい」




