バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、自身の得点能力について改めて語った。UEFA公式が伝えている。
トッテナム時代には公式戦435試合でクラブ史上最多の280ゴールを奪ったケイン。2023年にバイエルンへと加入すると、1年目から公式戦45試合で44ゴールを挙げ、ヨーロッパゴールデンシューを獲得した。2年目の今季も公式戦28試合で28ゴール・10アシストとゴールを量産し、ブンデスリーガ首位を走るチームを牽引する活躍を見せている。
そんなケインは、自身の得点能力について「ゴールネットにボールを入れるのは、いつも僕が得意としていたことだ」と話しつつ、こう続ける。
「でも10代前半の時、試合でいつも完璧なフィニッシュができるわけではないとわかっていたので、あらゆるタイプのフィニッシュを一生懸命練習した。だから、右足、左足、ヘディング、フリーキック、ペナルティキック、何でもできるように練習したんだ。できるだけ多くのバリエーションがあれば、つまり1対1のときやボックス内で左や右に動けたり、ヘディングシュートで脅威を与えたりできれば、プレーに付加価値が生まれて止めるのがさらに難しくなると思うからね」
なお、ケインはバイエルン加入以来20回ものPKを成功。名手として抜群の成功率を誇るが、PKについてこのように語る。
「ペナルティキックは緊張するし、その緊張を感じる。しっかり準備してプレッシャーを取り除こうとしている。ボールをその場で持ったら、準備以外のことは考えない。ボールを地面に置くこと、ステップ、ルーティンに集中する。そうすると、いつの間にかあとは実行だけになる。うまく実行できずPKを外してしまったこともあるけど、もちろん、そのことは受け入れなければならない。しかし、自分が望む準備をして、自分が望むようにトレーニングすれば、外すよりも得点できると分かっているし、PKを決めるたびに自信が湧いてくる」
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