10日のラ・リーガ第16節、ジローナはアウェーでのバルセロナ戦に4-2で勝利した。ミチェル監督は試合後、選手たちの健闘を称えている。
今季ラ・リーガで旋風を巻き起こすジローナは、バルセロナ相手にポゼッションと速攻を織り交ぜた良質なフットボールを展開。ドフビク、ミゲル・グティエレス、バレリ、ストゥアニとゴールを重ねて勝利を手にし、レアル・マドリーを抜き去り首位に浮上した。
ミチェル監督は試合後、バルセロナのチャビ・エルナンデス監督と一緒にスペイン『DAZN』のインタビューに応じ、自分たちが勝利に値したかどうかを問われて次のように返答している。
「私たちが勝利に値したかどうかは分からない。しかし選手たちはピッチですべてを出し尽くした。彼らはバルサと競うための凄まじいメンタリティーを持っていたよ」
「これは特別な勝利だ。私たちは偉大なバルサと対戦して首位に立ったんだ。彼らはアトレティコを下したばかりだし、困難な一戦になることは分かっていた。それでも今日、私たちは素晴らしいチームを目にすることができた」
「このチームはどのようなことでも実現できる。それは選手たちのおかげにほかならない」
ミチェル監督は「欧州カップ戦は絶対に狙わなければならない」と語った一方で、ラ・リーガ優勝については慎重な様子を貫いている。
「私たちが1シーズンを通してバルサ、マドリー、アトレティコのレベルを維持できるかは分からない。しかしこのチームの成果には満足しているよ。第26節までを終えてから、自分たちがどの目標を目指せるかを見たいと思っている」
その一方でチャビ監督は「ジローナは素晴らしい。今日の試合は五分で、ディテールが勝敗を分けている。バルサが勝利していたとしても正当だっただろう。私たちは31本もシュートを放ったんだ。チームはプレーの効果性を欠き、守備でミスを犯している」との感想を述べていた。




