18日のラ・リーガ第17節、ジローナは本拠地モンティリビでのアラベス戦を3-0で制している。
前日にビジャレアルを下したレアル・マドリーに暫定ながら首位の座を譲ったジローナ。ペースが衰えるのは時間の問題……そんな指摘もされ続ける同チームだが、少なくともこのアラベス戦ではこれまで通りの勢い、強さをしっかりと誇示している。
この試合で輝いたのはジローナの選手は、3-4-3の右サイドハーフとしてプレーしたブラジル人DFヤン・コウト(マンチェスター・シティからのレンタル)。右サイドで鋭いドリブルを仕掛け続ける同選手はまず23分、自ら放ったシュートでシベラのクリアミスを誘発し、ドフビクのヘディングシュートによるゴールを導く。また43分には右サイドからのマイナスのクロスを送り、ポルトゥのグラウンダーのシュートによるゴールをアシストした(ポルトゥの狙い澄ましたシュートも絶品)。
ヤン・コウトはさらに57分、今度はペナルティーエリア内でハビ・ロペスに倒されてPKを獲得。キッカーのドフビクがこれを決め切り、この日2点目、今季ラ・リーガでは10点目を決めた。その後、アラベスの反撃にも遭ったジローナだが、3点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。
今季ラ・リーガ成績を14勝2分け1敗としたジローナは勝ち点を44として、レアル・マドリーを2差で上回り今節も首位を維持。さらにバレンシアと引き分けた3位バルセロナには勝ち点9差、アスレティック・ビルバオに敗れた4位アトレティコ(1試合未消化)には10差をつけることに成功している。




