Slovakia v Germany - FIFA World Cup 2026 QualifierGetty Images Sport

ドイツ代表の予選黒星にOBが辛辣「どの瞬間も勝つとは思えなかった。こんなプレーではW杯出場権は運が良くないと無理」

元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーが母国の不甲斐ない戦いぶりに活を入れた。

ドイツは4日、ワールドカップ欧州予選でスロバキアと対戦。フロリアン・ヴィルツやヨズア・キミッヒら主力選手が先発した一戦で苦戦を強いられる。42分に先制点を許すと、後半開始早々にも強烈なシュートで追加点を奪われる。ドイツは最後まで1点が遠く、0-2と敗れている。

ドイツにとってはワールドカップ予選の初戦では初黒星に。アウェーゲームにおいても初の敗戦となった。現地で解説を務めたシュバインシュタイガーはチームの姿勢を問題視した。

「私はドイツ代表として121試合に出場したが、姿勢に問題があったことは一度もない。国歌を聞いて、ナショナルチームのユニフォームを着る時、ピッチ上ではすべてを出し切らなければならない。親善試合であろうとワールドカップの決勝であろうと関係ない」

「申し訳ないが、試合のどの瞬間も私たちが勝つとは思えなかった。これは厳しい挫折だ。本当にひどかった。良いパスを出せず、脅威を与えられなかった。0-1でリードされた後のボディランゲージはすぐに消えてしまった。何かを勝ち取りたいなら、立ち直る力を見せなければならない。選手たちは今日のパフォーマンスが良くなかったことを自覚しないといけない。今日、危険な雰囲気は全く感じなかった。コーチが一晩中話したとしても、選手たち自身がそれを理解しなければならない。今日のようなプレーをしていたら、ワールドカップ出場権を得るのは運が良くないと無理だ」

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