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lahm(C)Getty Images

元独代表DFが考えるドイツサッカーの問題点「何かを完璧にマスターできる選手はほとんどいない」「次から次へトレンドを変えている」

元ドイツ代表DFフィリップ・ラーム氏がバルセロナのシステムを手本とすべきだと『アスレティック』で提言した。

ドイツ代表として113試合に出場し、2014年ワールドカップで優勝を経験した元ドイツ代表のラーム氏。ドイツサッカーが「最新トレンド」に固執しすぎていると感じており、バルセロナのアカデミーが模範とすべき長所を説明した。

 「アカデミーは、何のためにトレーニングしているのか?何に焦点を当てているのか?という重要な問いに答えられていない。スペインのような国やバルセロナのようなクラブは、若い選手たちを何年も同じシステム、同じポジションの要件、同じ手順でトレーニングしているのに、ドイツは次から次へとトレンドを変えている」

自身はサイドバックから中盤でも活躍したラーム氏だが、ドイツサッカーはスペシャリストよりもユーティリティープレーヤーを重視しすぎていると感じているようだ。

「誰もが何でも少しずつできるが、何かを完璧にマスターできる選手はほとんどいない。あらゆる場面で選手の柔軟性が重視される。しかし、サッカー選手は何でもできる必要はない。何かに非常に優れている必要がある」

「例えば残念なことに、守備はもはやほとんど詳細に教えられていない。体の位置、リズム、空中戦、ペナルティエリアの守備などだ。かつての攻撃テクニックも失われている。ニアポストへのランニング、強力なディフェンダーへの対応、同じ動きを第二の性質になるまで繰り返す…」

さらに、ドイツサッカーの今後について「攻撃と守備のバランスを取りつつ、ボール中心で組織的かつ明確な共通のプレー哲学を再び確立することを願っている」と話した。

「この哲学を最初から最後まで実践すれば、スペシャリストが再び現れるだろう。そうすれば、ドイツには中央で何をすべきかを知っている守備的ミッドフィルダー、簡単には倒せないセンターバック、ペナルティエリア内で多くのゴールを決めるストライカーが誕生する。そうすれば、ドイツサッカーは再び才能を活かせるようになるだろう」

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