Toni-Kroos(C)GettyImages

クロースはEURO後もドイツ代表に残る?カギは所属クラブか

レアル・マドリーのトニ・クロースは、代表引退から3年ぶりに復帰することになったが、EURO2024後も代表チームに留まることを否定するつもりはないようだ。『ESPN』が伝えた。

現在34歳のクロースは、2010年3月にドイツ代表デビュー。ブラジル・ワールドカップでは全7試合にフル出場し、24年ぶり4度目の優勝に貢献した。これまで106試合出場17ゴール19アシストという数字を残し、2021年のEUROを最後に代表チームから引退していた。

だが、先月代表復帰を表明すると、今回、フランス代表、オランダ代表との親善試合に挑むドイツ代表のメンバーに選出。ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるドイツ代表で、再びユニフォームに袖を通す機会が訪れる可能性が高まっている。

クロースは火曜日の記者会見で、今年のEURO以降もドイツ代表としてプレーすることについて問われると、「その決断は目の前の大会に関わることなので、あまり深く考えていない」と回答。加えて、「まずは自分の(クラブとの)契約の問題をクリアにする必要がある。僕は来シーズンの契約がないんだ」と現状を説明した。

一方で、クラブに対しては「何の問題もない。クラブとの関係は良好すぎて、何も問題はない」と主張。「双方ともリラックスしている。クラブはいいシーズンを送っているし、私もそうだ。満足のいく解決策が見つかることを願っているよ」と思いを口にした。

また、クロースは自身の経験がチームにとってプラスに働くと見解を明かしている。

「結局のところ、100キャップも持っている選手が戻ってくるのは少し違うかもしれないが、悪いことではない。まだ数試合しか出場していない選手もたくさんいるし、それ以上に試合に出ている選手がそこにいることは悪いことだとは思わない。トーナメントに出場したことのある選手が4人中3人いれば、チームは助かる。ただ、良い選手でなければならないけどね」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0