元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーヴ氏は、2018年のロシア・ワールドカップを最後に退任すべきだったと考えているようだ。ドイツ誌『キッカー』がコメントを紹介した。
2014年のブラジルW杯で世界王者に輝いたドイツだが、4年後のロシア大会では初のグループステージ敗退を経験。2006年から代表チームを率いていたレーヴ氏だが、結局コロナ禍の影響で2021年に開催された2020 EURO終了後に退任している。
しかし、レーヴ氏は退任のタイミングを間違えたと感じているようだ。『キッカー』によれば、5日に公開予定のポッドキャスト『Spielmacher』で「今になって、2018年に『オーケー。これからはまた新しい人が取り掛かるべき』と言った方がおそらく自分のために良かっただろうし、正解だっただろう」と認め、「あの時、長い時間監督を務めてきたのだから普通なら道を空け、新しい監督に新たな刺激をもたらす機会を与えるべきだった」と続けた。
同氏は国内で批判が集まる中、それでも続投を決心した理由にも言及。W杯敗退の数日後、当時の代表チームマネジャーのオリヴァー・ビアホフ氏と話し合い、「この船を再び走れるような状態に戻したかった」という思いが強く、「次のトーナメントで失敗を挽回したかった」から次のEURO後に退任する考えに至ったという。
一方でレーヴ氏は、2014年のブラジル大会の優勝を振り返り「あれほど長い間ひとつの目標に向かって挑み、それを成し遂げたことで、自分の中に一種の空虚感があったんだ」とも回顧。「それにより、少なくとも当時の私は少しばかり自分自身に疑問を持つようになってしまった。そういう感覚は、それまでの8年間まったくなかったのだよ」と明かしている。
