ドイツ代表に初招集されたMFパスカル・グロスは、ブライトンで同僚の日本代表MF三笘薫を警戒しているようだ。
ドイツ代表は、9日にはヴォルフスブルクで日本代表と、12日にはドルトムントでフランス代表（12日）と親善試合で対戦する。これら2試合に向けてハンジ・フリック監督は先日、追加招集のトーマス・ミュラー（バイエルン）を含めたメンバー25名を選出。2017年からブライトンでプレーする32歳のグロスは初めて声がかかり、唯一の新顔となった。
そんなグロスは、ロビン・ゴセンスとともに5日の記者会見に出席。「ずっと夢だった」代表入りが実現したことへの喜びを語ると、自身の特徴については「複数のポジションでプレーできると思うし、チームにエネルギーを与えたい。僕の一番の強みはチームプレーヤーであり、チームのためにプレーするところだろうね」などと説明している。
セントラルMFも右サイドバックも「居心地良い」と語るグロスだが、日本戦ではクラブでの同僚とマッチアップする可能性もある。ドイツ人記者に三笘について問われた際、「カオルは1対1の強さが群を抜いた絶対的なトッププレーヤーだ」と返した上で、「僕たちは彼にスピードに乗らせないように気をつけなければいけない。さもないと、彼を止めるのは極めて難しくなるからだ」と警告した。