ヘントは、コルトレイクからDF渡辺剛を獲得したことを発表した。
現地時間9日、ベルギーのジュピラーリーグの名門ヘントは、公式ウェブサイトの中で「日本人のツヨシ・ワタナベの加入を発表することに満足している。26歳のセンターバックはコルトレイクから移籍して、4シーズンの契約にサインした」と渡辺の加入を伝えた。
また、スカウト部門のトップを務めるサミュエル・カルデナス氏は「ツヨシは昨シーズンにコルトレイクでそのクオリティを証明した。だからこそ、自然とヘントと我々のコーチ陣の注目を集めたんだ。我々はいつだって貪欲で、証明するためのものを有する選手たちを補強するために努力している。来シーズンの彼を楽しみにしているよ」と期待を寄せた。
なおベルギー『HLN』によると、ヘントは渡辺の移籍金として350万ユーロ（約5億2400万円）をコルトレイクに支払うようだ。
昨夏にFC東京からコルトレイクに加入した渡辺だが、すぐさまチーム内でポジションをつかむと、国内カップ戦6回戦を除く公式戦36試合すべてにフル出場。14位で残留を決めたチームの主力として大活躍していた。
渡辺が加入したヘントは、2014-15シーズンにリーグ優勝を成し遂げたベルギーの強豪。今シーズンはレギュラーシーズンを5位で終え、ヨーロッパプレーオフで優勝。来シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選の出場権を獲得している。