ジェノアは、ボカ・ジュニオルスからマテオ・レテギを獲得したことを発表した。
アルゼンチン出身のレテギは、ボカ・ジュニオルスでファーストチームデビューを飾ると、2021年からローンでCAティグレに移籍。すると、2023シーズンのプリメーラ・ディヴィシオンで21試合で11ゴールをマークする活躍を残す。
この活躍を受け、新たなストライカーを必要とするロベルト・マンチーニ監督の下でイタリア代表に初招集。デビュー戦となったイングランド代表戦で1ゴールを挙げるなど、ここまで3キャップ2ゴールを記録する24歳の同選手には、今夏のヨーロッパ上陸の可能性が高まっていた。
ラツィオやプレミアリーグのアストン・ヴィラとウォルヴァーハンプトンからの関心が届く中、先日から新シーズンからセリエAに復帰するジェノアがレテギの獲得に近づくと報じられていた。
そして26日、ジェノアは「新しい王が街に来た」とボカ・ジュニオルスからレテギを獲得したことを発表。双方は2028年夏までの5年契約を結んだ。また、イタリア『トゥットスポルト』によると、移籍金は1600万ユーロ(約25億円)に上り、ジェノアが所有権の8割を獲得する。また、ボカ・ジュニオルスには再売却の際に移籍金の2割が支払われる予定だ。
イタリア代表の新ストライカーとして注目を集めるレテギは、現役時代にアッズーリの前線で活躍したアルベルト・ジラルディーノ監督の下でプレーすることになる。
