アタランタの指揮官・ジャン・ピエロ・ガスペリーニが10日、レヴァークーゼンとのヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16ファーストレグを終えて試合を振り返った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
アタランタは10日、ELラウンド16の第1戦でレヴァークーゼンをホームのゲヴィススタジアムに迎えると、序盤に相手の先制を許したが、ウライナ代表MFルスラン・マリノフスキーの同点弾やFWルイス・ムリエルのドッピエッタ(1試合2得点)で逆転に成功。その後、1点を返されたが、3-2と勝利を収めた。指揮官のガスペリーニは、チームの先勝に満足しつつ、17日の第2戦へ気を引き締めた。
「スピードがあり、難しい強豪相手に非常に素晴らしい試合をすることができた。こんなパフォーマンスを見せられたことを誇りに思う。今日のようなスコアは予想していた。だが(ベスト8進出へ)下り坂になるわけではない。極めて厳しい戦いだ。相手のレベルを確認した一方、我々のパフォーマンスも十分に期待できるように思う。それでも勝負は難しい。(どちらが勝ち進むかは)まだまだ分からない。結果に関してやや残念な部分もあったが、今日の勝利に満足すべきだろう」
■成績不振はチームだけの責任ではない
またアタランタ指揮官は、最近のセリエAにおけるチームの成績不振について言及すると、持論を展開しつつ不満を述べた。
「ここ数試合で低調なパフォーマンスになってしまったが、どのチームにも起こり得ることだ。それにチームにふさわしい結果を得ることができなかったのは、自分たちの責任だけではない。ゴールが取り消されたり、PKが認められなかったりすることがあったし、カレンダーも非常に過密日程である上、新型コロナウイルスの影響もあった。我々に対してリスペクトが感じられなかった。だがアタランタは極めて重要な結果を残してきたチームであり、自分たちの力で立ち上がらなければならない」
最後にガスペリーニは、母国ウクライナが軍事侵攻による被害に見舞われる中、ELで2戦連続ゴールを決める活躍を見せたマリノフスキーに言及。ウクライナと対立するロシア出身の同僚FWアレクセイ・ミランチュクとの友情を称賛した。
「個人的にウクライナ侵攻には、新型コロナウイルスよりも衝撃を覚えた。ルスランがこの状況の中で活躍を見せている姿には感極まる。一方で我々はミランチュクにも寄り添っている。2人は並外れた友情で結ばれている。アレクセイは現状に当惑しているように見える。代表する国よりも人物そのものの方が重要であり、彼のこともリスペクトするべきだろう」




