ドイツ女子代表のキャプテンを務めるアレクサンドラ・ポップは、まさかのグループリーグ敗退に「理解ができない」と語り、大会を去ることになった現実を受け入れられていないようだ。
FIFA女子ランキングで2位につけるドイツは、昨年の欧州女子選手権で準優勝するなど、今大会の優勝候補の一角として名前があがっていた。その評判通り、初戦のモロッコ戦では6-0の大勝。このまま勝ち進むかと思われた。
しかし、第2戦のコロンビア戦でまさかの敗戦。勝利が求められる状況で第3戦の韓国戦を迎えていた。試合は序盤に先制点を奪われる苦しい展開を強いられると、1点こそ返したが、最後まで逆転弾を奪うことができないまま1-1の引き分けに。別会場でモロッコが勝利を収めたため、ドイツは史上初めてグループリーグで敗退することになった。
試合後、チームの主将を務めるアレクサンドラ・ポップは、困惑の表情を浮かべながら、チームの敗退について言葉がなかなか出てこなかった
「なんで言えばいいのかわからないし、正直、理解ができていない。 正直、何が起こったのか理解できない。うん、わからない」
女子W杯でのドイツ代表の予期せぬグループリーグ敗退によって、チームのパフォーマンスと準備に疑問が投げかけられている。女子サッカー界を代表するチームの一つであるドイツの早期敗退は、ファンや識者を驚かせ、主要大会でトップクラスのチームが直面する課題について議論を巻き起こしている。
