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絶好調・福岡、3連勝達成&暫定首位浮上!苦しむ横浜FMは4敗目で降格圏18位を抜け出せず

明治安田J1リーグは12日に第10節が行われ、アビスパ福岡と横浜F・マリノスが対戦した。

開幕3連敗から直近6試合は5勝1分け無敗と調子を上げる福岡と、ここまでわずか1勝(5分け3敗)で18位に沈む横浜FM。対照的な両チームがベスト電器スタジアムで激突した。

福岡は開始4分、藤本一輝のドリブルから最後は松岡大起が強烈なミドルを放つと、7分にもDFラインの背後を取った藤本一輝がGKとの一対一を迎えるなど、序盤からチャンスを作る。しかし、先制したのは横浜FMだった。11分、右サイドの宮市亮がクロスを送ると、こぼれ球を拾った遠野大弥がシュートを突き刺した。やや押され気味だったアウェイチームが先制に成功する。

勢いに乗る横浜FMは、16分にも天野純の強烈なミドル、26分にアンデルソン・ロペスとチャンスを作ってゴールに迫る。一方の福岡も、37分に反撃。ボックス手前で受けた藤本一輝が右足を一閃。鋭いシュートがネットに突き刺さった。ホームチームが試合を振り出しに戻し、前半を折り返す。

後半頭から両チーム選手を1人ずつ入れ替えた中、立ち上がりから積極的にゴールを狙う激しい展開に。福岡は69分、ロングスローからポスト直撃にチャンスを作り、その直後にも岩崎悠人が際どいシュートを放った。74分にも岩崎悠人がDFラインの背後に飛び出してGKとの一対一を迎えたが、ここもシュートが枠をとらえなかった。

それでも81分、チャンスを作り続けていた福岡が逆転に成功。右サイドで前嶋洋太が1枚剥がして鋭いクロスを送り、見木友哉がワンタッチで合わせた。大きな追加点を手にした福岡は終盤にピンチを迎えたものの、このリードを守りきって2-1で勝利を収めた。

この結果、福岡は直近7試合で6勝1分け無敗と絶好調。勝ち点を19まで伸ばした。一方今季4敗目で5試合勝利から見放される横浜FMは、勝ち点8で18位のままとなっている。

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