リヴァプールがレヴァークーゼンからDFジェレミー・フリンポンの獲得を発表した。
今シーズン、リヴァプールは5年ぶりにプレミアリーグ優勝を成し遂げた。しかし、アカデミーから所属して、主に右サイドバックとして近年のクラブの成功を支えてきたトレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了に伴い、今夏に退団することが決定した。
これを受け、リヴァプールは新シーズンに向けて右サイドバックの補強が急務に。控えのコナー・ブラッドリーが代役を務める可能性も報じられていたが、クラブは30日にフリンポンの獲得を発表した。移籍金は3500万ユーロ(約57億2000万円)、5年契約を締結している。
フリンポンは「かなりスムーズに進んだ。リヴァプールが興味を持っていると言ってきたので、私にとっては当然考えるまでもなかった」と話してこう続けた。
「リヴァプールのファンの皆さん、僕は全力を尽くし、エネルギーを注ぎ、努力する。そして、一緒に勝利し、一緒に祝い、すべてをまとめることができればと思う。ここに来られて本当に嬉しい。受け入れてくれてありがとう。みんなを失望させません。みんなが望むエネルギーをお届けしたい」
さらに、フリンポンは監督について「監督が自分のことを肯定的に話してくれると、彼が自分を信頼してくれているという大きな自信が生まれる。僕も彼と良い会話をしてきた。僕が代表チームにいた時も、フェイエノールトの選手の何人かが彼について話してくれて、『彼は今まで出会った中で最高のコーチだ』と言っていたよ」と明かしている。
なお、24歳のフリンポンはレヴァークーゼンで4年半を過ごしたあと加入し、そこで190試合に出場し30ゴールを決め、44アシストを記録した。




