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フレンキー・デ・ヨング、ラージョ戦でVARが機能しなかったことに…「最悪だと思う。まともなリーグ戦じゃない」

8月31日のラ・リーガ第3節、バルセロナは敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦を1-1のドローで終えた。MFフレンキー・デ・ヨングは、前半にVARが正常に機能していなかったことについて苦言を呈している。

バルセロナはこの試合、前半にFWラミン・ヤマルのPKで先制したものの、ラージョの強靭なプレッシングとハイライン裏を狙う攻撃に手を焼き続け、67分にコーナーキックからFWフラン・ペレスのゴールを許して勝ち点1を分け合った。

そしてこの試合の前半には、VARが正常に機能せず。マテオ・ブスケツ主審とVOR(ビデオオペレーションルーム)の通信に不具合が生じたり、VORで映像が確認できなくなったりと、アクシデントが相次いだ。これによりヤマルが奪取したPKの場面でVARは介入できず(接触は最小限で微妙な判定だった)、またバルセロナはオフサイドトラップをかけづらくなっていた。

試合後、スペイン『DAZN』とのインタビューに応じたフレンキー・デ・ヨングは、リーグ戦が適切に運営されていないとの見解を示している。

「PKの場面の映像見ていない。あれがPKだったかどうかは知らないんだ。でも、VARが機能していなかったならば最悪だと思う」

「機能して、機能しなくなって、5分後にオフサイドを取るためだけに機能するとかは……。そんなのまともなリーグ戦じゃないし、ちょっとおかしいよね」

フレンキー・デ・ヨングはその一方で、自チームが良質なプレーを見せていなかったことも認めている。

「僕たちは最高の試合を見せたわけじゃなかった。何回も、いつも以上にボールを失ってしまった。だからカオスな試合になってしまったんだよ」

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