26日のラ・リーガ第21節、バルセロナはホームでのバレンシア戦で7-1の大勝を収めた。この試合の先制点を決めたMFフレンキー・デ・ヨングは、自身の復調をアピールしている。
MFペドリが体調不良、MFガビが温存でベンチスタートなったことで先発したF・デ・ヨングは、開始3分にFWラミン・ヤマルのクロスから先制点を記録。その後にはMFマルク・カサドとともにビルドアップの中心となり、今季最高レベルのパフォーマンスを披露している。
昨年11月に約6カ月の長期離脱から復帰したものの、ハンジ・フリック監督の率いるチームで出場機会に恵まれなかったF・デ・ヨング。だが現在は、レギュラーの座を取り戻すことに自信を持っているようだ。
オランダ人MFは、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューで次の様に語っている。
「クリスマスバケーション明けから良い調子だ。今の僕は100%だよ。これから、自分こそがプレーすべき選手だってことを示しさないといけない」
「ゴールを決める感覚はいつだって良いものだ。あれだけ早く決められたらなおさらだね。ただ何よりも、僕は勝利をつかめんだことに満足している」
フリック監督率いるバルセロナは、今季公式戦32試合目となるこのバレンシア戦で合計得点数を101まで伸ばした。まさに圧倒的な攻撃力だが、その反面、今回も1失点するなど守備の脆さも目立っている。F・デ・ヨングも、失点を防ぐ必要性を感じているようだ。
「僕たちは多くのゴールを決めるチームだ。素晴らしい形で攻撃を仕掛けられているし、このまま調子で行けたらいいと思う。ただ、次回は失点をゼロに抑える必要があるだろうね」
ラ・リーガ過去4試合で勝ち点2しか獲得できなかったバルセロナ。この試合の勝利は、じつに5試合ぶりのこととなった。
「ラ・リーガでの悪い流れは結果だけだ。僕たちは間違いなく良いプレーを見せていた。チームは自信を取り戻すべきだし、試合中は常に集中していなくてはいけない。ここから、勝ち始められたら素晴らしいね」




