ブンデスリーガは30日に第27節が行われ、フライブルクはウニオン・ベルリンと対戦した。
直近のリーグ戦7試合は負け無しも、現在3試合連続引き分けと勝ちきれない試合が続くフライブルク。前日のライバルチームの結果によって暫定的に7位に転落した中、欧州カップ戦出場権獲得へ勝利が必要なホームゲームに挑んだ。今季1試合を除き全試合に先発し、8ゴール6アシストを記録する堂安律も先発に入っている。
開始7分でウニオン・ベルリンFWチョン・ウヨンが負傷交代するアクシデントがあった中、フライブルクは14分に迎えたピンチをGKアトゥボルが防ぐ。しばらく押される時間が続いたが、25分にはグリフォの直接FKが枠を捕らえ、27分には堂安律を起点にチャンスを作った。
すると29分、フライブルクが先制に成功。堂安律のパスに抜け出したグリフォがクロスを送り、ヘーラーが流し込んだ。しかしその直後の31分、クロス対応が甘くなったところからケディラの同点弾を許している。前半はこのまま1-1で折り返した。
後半に入ると、早速試合が動く。ウニオン・ベルリンは49分、GKのキックから縦にボールを繋ぎ、最後はイリッチが頭で押し込んだ。ホームチームは後半開始4分で逆転を許す展開となる。
追いかける展開となったフライブルクだが、56分にGKアトゥボルが自ら交代を要求。守護神を失うことになり、GKミュラーとの交代を余儀なくされる。60分に作った決定機はGKのファインセーブに阻まれ、73分に堂安律を起点にボックス内に侵入したが、グリフォのクロスはGKにキャッチされた。
終盤は右サイドの堂安律を起点にしつつ猛攻を仕掛けたフライブルクだったが、最後までゴールをこじ開けることができず。1-2で敗れ、8試合ぶりの黒星を喫した。勝ち点42のまま7位となり、欧州カップ戦出場権争いで一歩後退している。
