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好調・堂安律がゴール関与も…フランクフルト、終盤怒涛の追い上げもCL明けのリーグ戦は4失点で連敗に

ブンデスリーガは21日に第4節が行われ、フランクフルトはウニオン・ベルリンと対戦した。

リーグ戦前節はレヴァークーゼンに敗れたものの、ミッドウィークのチャンピオンズリーグではガラタサライを5-1で圧倒するなど、好調のフランクフルト。21日の本拠地ヴァルトシュタディオンでは、ウニオン・ベルリンと対戦した。公式戦全5試合に先発して4ゴール2アシストと好調の堂安律は、この試合でも右サイドでスタメン入りしている。

キックオフ直後にスタンドからものが投げ入れられて中断した一戦だが、フランクフルトは7分にブラウンの強烈なシュートが枠を捕らえる。しかし、9分に失点。自陣深い位置でボールを失うと、アンザーに鋭い一撃を突き刺された。ホームチームはいきなり追いかける展開となる。

追いかける展開となったフランクフルトは、20分にウズンのシュートを放つと、堂安律らも絡みながらゴールを目指す。しかし32分、ロングカウンターからバークの独走を止められず、追加点を許すことに。35分には堂安律のシュートが枠を捕らえ、43分にはワイが決定機を迎えたものの、なかなかゴールに繋がらない。それでもアディショナルタイム、ウズンのシュートをブラウンがコースを変えてゴールイン。1点を返して前半を折り返す。

1点差まで詰め寄ったフランクフルトは、52分に堂安律のFKなどでチャンスを作る。しかし53分、56分と立て続けにバークのゴールを許した。スコットランド人MFのハットトリックで、3点差をつけられる苦しい展開となる。

劣勢のフランクフルトは61分、バホーヤとラーションを下げてブルカルトとクナウフを投入。さらに69分にはワイに代えてバチュアイを送り出し、状況の打開を図る。74分には堂安律が振り向きざまに鋭いシュートを放ったが、GKに阻まれた。

それでも80分、フランクフルトがさらに1点を返す。堂安律が右サイドからクロスを送ると、跳ね返ったボールをウズンがダイレクトで突き刺した。19歳MFの開幕4試合連続ゴールで2点差とする。さらに85分、ボックス内のファールでPKを獲得。これをブルカルトが豪快に決めきり、1点差まで詰め寄った。

しかし、フランクフルトの反撃もここまで。チャンピオンズリーグ明けの一戦は3-4でウニオン・ベルリンに敗れ、ブンデスリーガ連敗となっている。

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