元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏は、パリ・サンジェルマン(PSG)のウォーレン・ザイール=エメリについて語った。
PSGユース出身で、2022年の日本ツアーに帯同したことでも大きな話題となったザイール=エメリ。同年8月にわずか16歳でクラブ史上最年少デビューを飾ると、ルイス・エンリケ監督が就任した今季はさらに飛躍。すでに公式戦14試合に出場して2ゴール5アシストを記録するなど、17歳にして完全に主力選手へと成長した。
この活躍を受け、ザイール=エメリは11月のインターナショナルウィークでフランス代表に初招集。仮に18日のジブラルタル代表戦に出場すれば、戦後の同国代表最年少出場記録を樹立することになる。
そんなザイール=エメリについて、アーセナル時代に次々に若き才能を発掘してきたヴェンゲル氏はフランス『ル・パリジャン』で「我々は今、最高のタレントを有した少年について話している。彼の才能は異例なほど早く開花したね。これがディディエ(デシャン監督)により招集された理由だ」と話し、同選手に対する自身の考えを続けた。
「クラブの監督が17歳の選手をスタメン表に記入するということは、驚異的な才能があることを暗に示している。一般的には『才能はあるが、様子を見てみよう』と言われる年齢だからね。すでに満場一致の評価を受けていたキリアン・エンバペを思わせる選手だ」
「彼にはポール・ポグバの力強さがあり、ボールを奪い返すための素質という面でエンゴロ・カンテと共通のクオリティを有している。ザイール=エメリは2018年ワールドカップ覇者の2人を少し混ぜ合わせ、ファウルをせずにデュエルに勝利するための能力や前進する力、最高のプレービジョンを示すことを持ち合わせた選手だ。それに、少しパトリック(ヴィエラ)のようでもある。イングランド人が言うところのボックス・トゥ・ボックスのミッドフィールダーだ」


