UEFAネーションズリーグ（UNL）の第2節が9日に各地で行われ、リーグAグループ2ではフランス代表とベルギー代表が対戦。試合は2-0でフランスが勝利している。
イタリア代表に1-3とショッキングな逆転負けを喫したばかりのフランスは、イタリア戦のメンバーから8人の先発メンバーを入れ替え。連勝を目指すベルギーに対して30分にFWコロ・ムアニのゴールで先制すると、57分にFWウスマン・デンベレが追加点を奪取して白星を収めた。
試合後のインタビューに応じたベルギー代表指揮官のドメニコ・テデスコ監督は「25分で我々は敗れた。がっかりするのは当たり前だ。開始25分まであれだけの勇気があるなら、状況はコントロールできていたはずだ。チャンスは3回あり、そのうちの1回は明確なゴールチャンスだったが、これはずっと続いている問題だ」と、課題感を口にしている。
「25分を過ぎたあたりから、プレッシングに問題が出てきた。立ち上がりはインテンシティがあったが、その後少しエッジがなくなった。前線で守れなかったし、我慢が足りなかった。リスクを冒しすぎた」
また、フランスとの差について聞かれると「他のチームを判断するのは難しい」としつつも、個々に差があるという見解を明かしている。
「フランスについて言えば、彼らには違いを生み出す選手がいる。 中盤の選手がボールを奪って前に出てくる。今日のレベルは少し高すぎた」