ローマの指揮官パウロ・フォンセカが28日のミラン戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、敗戦の弁を述べた。
フォンセカ率いるローマは28日、セリエA第24節において2位ミランとホームのスタディオ・オリンピコで対戦。43分、PKを献上して先制点を奪われると、50分にMFジョルダン・ヴェレトゥのゴールで一度は同点に追いついた。しかしその8分後、FWアンテ・レビッチにゴールを決められて再びリードを許すと、そのまま1-2で敗れ、順位を5位へと落とした。ローマ指揮官は試合を振り返り、反省点を述べた。
「上手く試合に入れなかった。特に最初の20分間は、我々がビルドアップしている段階でボールを奪われ、ミランのチャンスになってしまった。ミランのようなチームが相手だと、盛り返すのは難しい。それでもその後、試合の均衡を取り戻し、自分たちのカルチョをすることができた」
ミランの先制点となったPKの判定は、イタリア国内でやや物議を醸している。しかしフォンセカは、「主審?それについては話したくない。試合の後で言い訳を見つけることは簡単であり、気に入らない判定ではあったが、言い訳はしたくない」とこぼした。
また2失点目についても言及。「自分たちの最も良い時間帯に2点目を決められてしまった。(ボールを奪われた)パウ・ロペスはプレッシャーを受けていなかったので、前へ展開するべきだった。(ジャンルカ)マンチーニがレビッチに対してあれ以上何かをすることは難しかっただろう。レビッチは非常に上手かった」と振り返った。最後にローマ指揮官は、ビッグクラブ相手に結果を出せないチームの状況を分析。「直接対決で勝てていないのが現状。問題は細部にある」と語った。
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