ローマの指揮官パウロ・フォンセカが31日のヴェローナ戦終了後にインタビューに応じ、試合を振り返りつつ、チームについて語った。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
フォンセカ率いるローマは31日、セリエA第20節においてヴェローナとホームのスタディオ・オリンピコで対戦。DFジャンルカ・マンチーニやMFヘンリク・ムヒタリアンらのゴールにより、3-1と勝利を収めると、前日に試合を終えていたユヴェントスを追い抜き、再び3位へと浮上した。ローマ指揮官は勝利に歓喜している。
「ヴェローナの守備陣はリーグ最強レベルであり、簡単ではなかったが、3得点を奪うことができた。選手たちは、今日のような試合をするためには自分たちの姿勢を変えなければならないことを理解し、それを実行してくれた。特に前半は完璧なパフォーマンスだった」
続いてフォンセカは、自身との不和をきっかけにチームの構想外となり、この日もベンチ外となったFWエディン・ジェコについて問われると、「彼が再びチームの付加価値になれるかどうか?最も重要であるのは、今日チームがピッチにおいて見せてくれたパフォーマンスだろう」とコメント。ただ「私が彼に対して謝罪を要求したというのは、真実ではない」と説明しつつ、「私にとってスポーツ面よりも人間的な価値観の方がより大切だ」と主張した。
また5年半にわたってエースとして活躍してきたジェコが不在でも、素晴らしいパフォーマンスを示すことができたチームに満足し、「チームが1人の選手に依存していないことを証明できた。このチームの強みは、組織力であると考えている」と喜んだ。
ローマは6日に行われる次節において、敵地でユヴェントスとの上位決戦に臨む。フォンセカは、「相手がビッグクラブであっても倒すことができると信じなければならない。選手たちのメンタル面を重点において取り組んでいる」と語った。
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