フルミネンセGKファビオが史上最多出場記録を更新した。
19日に行われたコパ・スダメリカーナラウンド16セカンドレグでフルミネンセはホームでアメリカ・デ・カリと対戦。敵地でのファーストレグを2-1で制したフルミネンセは、23分にケヴィン・セルナ、56分にマテウス・マルティネッリが得点を挙げて2-0で勝利。2試合合計4-1でアメリカ・デ・カリを撃破して準々決勝進出を決めた。
この試合にフル出場したファビオにとって、これがキャリア通算1391試合目。ギネス世界記録によると、これまでの世界最多出場数は元イングランド代表GKピーター・シルトンが記録した1390試合で、今回ブラジル人GKがこの記録を塗り替えたことになる。
ファビオは1980年生まれの現在44歳。1997年にユニオン・バンデイランテスでデビューを飾った同選手は、28年間に及ぶキャリアの中でアトレチコ・パラナエンセ、クルゼイロ、ヴァスコ・ダ・ガマ、そして現在フルミネンセでプレーしている。
ユニオン・バンデイランテスで公式戦30試合、ヴァスコ・ダ・ガマで公式戦150試合でプレーしたファビオは、2005年から16年間過ごしたクルゼイロで公式戦976試合に出場。2022年から在籍するフルミネンセでは、公式戦235試合に出場して2023年のコパ・リベルタドーレス制覇に貢献し、準決勝進出を決めた今夏のFIFAクラブワールドカップでも6試合すべてでピッチに立っていた。
また、ファビオはFIFAクラブワールドカップ期間中にキャリア507回目のクリーンシートを記録しており、これは元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの世界記録を上回るものとなっていた。
