今季ラ・リーガ王者バルセロナは18日に同リーグ第37節、ホームでのビジャレアル戦に臨む。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、アトレティック・クルブとチャンピオンズリーグ出場権を争うマルセリーノ・ガルシア・トラル監督のチームに対して、警戒感を表している。
「ビジャレアルは見事な仕事を成し遂げているチームで、ここ4試合で全勝を果たしている。監督の手腕が感じられるほか、試合の鍵を握れる選手たちを何人も擁しているね。彼らの試合を見るのは楽しく、だからこそ難しい試合になる」
「私たちにとっては、今季ホームで戦う最後の試合であり、だからこそ勝ちたいと思っている。チャンピオンとしてしっかりシーズンを締めくくりたい。私たちは2025年に入ってから無敗を貫いているし、このまま最後まで行きたいと思っている」
バルセロナは17日にラ・リーガ優勝のパレードおよび祝勝会を開催。選手たちはその後、各自でパーティーに参加するなどしたが、フリック監督は決まり文句である「言い訳はない」を口にして、試合でのパフォーマンスが落ちることを許容しない姿勢を示した。
「ファンの顔、情熱、喜びようを目にできたのは素晴らしかった。毎シーズンこうできるならば素晴らしいね。来シーズンも繰り返したいし、そのために努力するつもりだ。このタイトルは全員のものだよ」
「ビジャレアル戦ではスタメンを変更するつもりだが、どのようにするかは明日に決定する。昨日はセレモニーと休みの日だった。多くの選手たちがパーティーに出かけたが、しかしパーティーに出られるならば仕事にも取り組めるということだ。そこに言い訳はない。私たちはシーズンを始めたような形で終えたいと思っている」
このビジャレアル戦で、下部組織出身の11選手を起用する考えがあるかを問われたフリック監督は、こう返答している。
「誠実に言うと、チーム内でその可能性についても話したんだ。あり得るかもしれないが、いずれにいても明日分かることだろう」




