元フィオレンティーナMFのリッカルド・サポナーラが、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューで日本行きを夢見ていることを明かした。
エンポリの下部組織出身で、ミランやフィオレンティーナ、ヴェローナなどセリエAのクラブでプレーした後、2024年1月にトルコへ新天地を求めたサポナーラ。アンカラギュジュで1年ほどプレーしたが先月末、所属クラブと契約を解除し、フリーとなった。「再出発のための新たなチャンスを検討するため、夏を待っている」と話す33歳MFがトルコ移籍を振り返った。
「僕は長年、イタリア国外で経験を積みたいと思っていたんだ。2024年1月に、当時アンカラギジュの指揮官だった(元インテルの)エムレ(ベロゾール)から連絡があり、すぐに決断した。人間として素晴らしい経験を積むことができたよ。だがサッカーの面ではがっかりした。チームは降格し、環境はカオスで、プロジェクトも混乱していた。残念だったよ」
サポナーラがフィオレンティーナでプレーしていた2018年3月、当時の主将で同僚だったDFダヴィデ・アストーリが遠征先のホテルで心臓疾患により急逝した。元フィオレンティーナMFは元主将について、「毎日のように、僕やチームのみんなの人生への彼のインパクトに気付かされる。彼はロッカールーム内だけでなく、街全体におけるリーダーだったんだ」と回想した。
サポナーラは、かつてアストーリと日本について語り合ったことから、日本へ行くことが夢であると明かした。元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏と同じロマーニャ地方生まれの33歳は、日本への移籍にも意欲を示している。
「サッカー以外で実現したい夢は、日本への旅行なんだ。ダヴィデ・アストーリといつも話していた。彼は家族と一緒に日本へ行ったことがあって、彼の影響なんだ。もしそれが仕事(日本でのプレー)のチャンスにもなったとしたら? もちろんいいね。僕は準備ができている」
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