フィオレンティーナに所属するMFエドアルド・ボーヴェが19日、ミラノ・ファッションウィークのファッションショーに登場し、元気な姿を見せた。
22歳のボーヴェは、昨年12月1日に行われたセリエA第14節のインテル戦に先発。しかし17分、意識を失ってピッチに倒れ込んで心停止となり、フィレンツェ市内のカレッジ大学病院へと救急搬送された。それでも現場にいた救急隊らの迅速な救護も幸いし、一命をとりとめている。その後ボーヴェは、競技復帰を目指して将来的に除去可能な除細動器を皮下へ植え込む手術を受けて退院。インテル戦から約1カ月が経過した今月10日、自身の公式インスタグラムにランニングを再開したことを絵文字で示唆する投稿を掲載している。
そんなボーヴェは19日、ミラノで行われたファッションウィークの「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」ファッションショーに出席したことをSNS上で報告し、元気な姿を見せた。ストーリーズにもカメラの前でポーズを取る自身や、「Snow Man」の岩本照さんら他の豪華ゲストの動画を投稿している。
フィオレンティーナ情報サイト『Violanews』は、「モデルスタイルのボーヴェがミラノに」との見出しで特集。アルベルト・グドムンドソンやマイケル・カヨーデ、ルーカス・ベルトランらフィオレンティーナの同僚がボーヴェの投稿に「いいね」と反応したことに言及し、「ローマ出身選手の完璧なスタイルを評価したに違いない」とコメントした。
なお今回のファッションウィークには、フィオレンティーナの同僚FWモイーズ・キーンのほか、ミランMFルーベン・ロフタス=チークやインテルDFヤン・アウレル・ビセックも登場した。