FIFA 18 soundtrackEA Sports

『FIFA18』サウンドトラック…今作にはalt-Jやウィーザーらが登場

EAスポーツの『FIFA』シリーズの中で、特徴的なポイントの一つには各バージョン内で使われている音楽があり、これまで使われたサウンドトラックの数々は『FIFA』シリーズのファンたちに、各バージョンの思い出を蘇らせるものである。

ブラーの1997年のヒット曲“Song 2”は多くの人々にとって永遠にFIFA: Road to World Cup 98 のイメージが残るであろうし、1998年にリリースされたファットボーイスリムの代表的な”ロッカフェラー・スカンク“は間違いなく『FIFA99』の記憶を蘇らせるものだろう。

最近では、『FIFA13』で使われたイマジン・ドラゴンズのキャッチーなナンバー“トップ・オブ・ザ・ワールド”や『FIFA15』でのアヴィチーの“ザ・ナイツ”もそれにあたるだろう。

9月29日のリリースに先駆け、EAスポーツは今作で使われているサウンドトラックの詳細も明らかにしている。

『Goal』では、世界最高のフットボールシミュレーションゲームで使用されている滑らかなサウンドトラックを紹介していこう。


FIFA 18 サウンドトラック


FIFA 18 Pack Shot

前作同様に。『FIFA18』の新しいサウンドトラックは、世界中のいたるところから様々なアーティストの楽曲を集めて構成された。

「非常にインターナショナルなサウンドトラックをお届けすることができた」

新タイトルで使われている音楽の詳細を明らかにした際に、EAスポーツはそのように述べている。

そして本当にその通り、非常にインターナショナルなラインナップとなった。9月末にゲームがリリースされた際には、モニターを通して、ゲーマー達の耳に、4つの異なる大陸の様々なバンドやミュージシャンの奏でる多様なジャンルの音楽をお届けすることになるだろう。

ザ・ナショナル、alt-Jやソトームズィのようなよく知られたアーティストたちだけでなく、シアトル出身のオデッサ、オーストラリアの歌手・タシュ・スルタナのようなインディペンデントなアーティストの楽曲も『FIFA18』では使用されている。

オフィシャル・サウンドトラックは以下でチェックしよう。

ArtistSongCountry
alt-JDead crushイギリス
アヴェリーノEnergy feat. Skepta & Stormzyイギリス
バッド・サウンズWagesイギリス
バロージL'Hiver Indienベルギー
ボーンズFaded Heartアメリカ
カット・コピーStanding In The Middle Of The Fieldオーストラリア
ジャンゴ・ジャンゴTic Tac Toeイギリス
アイデーKing Rubyイギリス
キンブラTop Of The Worldニュージーランド
コヴィックDrownイギリス
ロルデSupercutニュージーランド
モンド・コスモAutomaticアメリカ
ムラ・マサhelpline feat. Tom Trippイギリス領ガーンジー島
オデッサLa Ciudadアメリカ
オフ・ブルームオフ・ブルームデンマーク
オリヴァーHeart Attack feat. De La Soulカナダ/アメリカ
アウトサイダーMíol Mór Maraアイルランド
パフューム・ジーニャスSlip Awayアメリカ
ファントムズThrow It In The Fireアメリカ
ポルトガル. ザ・マンLive in the Momentアメリカ
RACBeautiful Game feat. St Luciaポルトガル/アメリカ
レジデンテDagombas en Tamaleプエルトリコ
レックス・オレンジ・カウンティNever Enoughイギリス
ラン・ザ・ジュエルズMean Demeanourアメリカ
サー・スライ&Runアメリカ
スローダイブStar Rovingイギリス
スネークボ feat. ギッグスActiveイギリス
ソフィ・タッカーBest Friend feat. NERVO, The Knocks & Alisa UENOアメリカ
スーパーオーガニズムSomething for your M.I.N.D.イギリス
タッシュ・スルタナJungleオーストラリア
テメ・タンÇa Va Pas La Tête?ベルギー
アマゾンズStay With Meイギリス
ナショナルThe System Only Dreams In Total Darknessアメリカ

ワー・オン・ドラッグ

Holding Onアメリカ
ダブルエックスDangerousイギリス
トム・グレナンFound What I've Been Looking Forイギリス
トゥースレスSisyphusイギリス
ヴェッセルスDeflect The Light feat. The Flaming Lipsイギリス
ウォッシュド・アウトGet Lostアメリカ

EAスポーツはさらに、ジャーニーモードの中では、映画“マッドマックス:怒りのデスロード”の劇中音楽を提供したオランダの作曲家・ジャンキーXLとハンス・ズィマーのコラボによるオリジナルの楽曲を使用していることも発表した。

さらに、ジャーニーモードでは、アメリカのロックバンド・ウィーザー、ブラジル人アーティスト・レオ・ジュスティとカロル・コンカ、そしてコロンビアのバンド・ボンバ・エステレオとシステマ・ソラーの曲も使用している。

FIFA18のサウンドトラックはダウンロードできる?

『FIFA18』のサウンドトラックはスポッティファイ、あるいは Appleミュージックでストリーミングでき、EAスポーツでは、シーズン中にスペシャルなアップデートとサプライズを提供してくれるようだ。

間も無く、FIFA18サウンドトラックの中から下記の曲は試聴可能となる。


ワー・オン・ドラッグス - HOLDING ON


フィラデルフィアのロックバンド、ワー・オン・ドラッグスは、彼らの最新アルバムからシングル曲を『FIFA18』のサウンドトラックに提供した。

アップビートな“Holding on”は2017年8月にリリースされたかレラの4枚目のスタジオアルバム『A Deeper Understanding』の3曲目に収録されている。


ALT-J - DEADCRUSH


イギリスのインディーロックバンド、alt-Jは近年かなり洗練されてきており、彼らが2017年に発表したアルバム『Relaxer』から“Deadcrush”が『FIFA18』に使用されることとなった。

スローなテンポの曲には、彼らがもし生きていれば会ってみたかった歴史的人物が歌詞の中には含まれている。


ナショナル - THE SYSTEM ONLY DREAMS IN TOTAL DARKNESS


'The System Only Dreams In Total Darkness'はナショナルの新アルバム『Sleep Well Beast』のリード・シングル曲だ。

『FIFA18』をプレーする人たちは、シンシナティ出身の彼らにとって初のアメリカ・チャートでナンバーワンを獲得した曲をゲーム内で味わうことができることになる。


カット・コピー - STANDING IN THE MIDDLE OF THE FIELD


オーストラリアのエレクトロバンド、カット・コピーの新しいシングル”Standing in the Middle of the Field“が『FIFA18』の中では使用されている。

そのリズミカルな曲には、気持ちを盛り上げるよな歌詞が散りばめられており、2017年にリリースされたアルバム『Haiku from Zero』に収録されている。


RAC - THE BEAUTIFUL GAME FT ST. LUCIA


『FIFA18』で使用されているポルトガルのグラミー賞受賞アーティストであるDJ RACの2017年のナンバー、”Beautiful Game“はボーカルに南アフリカのシンガー、セント・ルチアを招いて作られた楽曲だ。

その曲は彼らのアルバム『Ego』の7曲目に収録されている。


フット アーティスト キッツ


FIFA 18 FUT special kits

前作のFIFAアルティメットチームモードで採用されたサウンドトラックに使用されたアーティストがデザインしたユニホームは、今作でも使用することができる。

昨年はカセービアン、ゼッド、メジャー・レーザーらがデザインしたが、『FIFA18』を予約するともれなくブロック・パーティー、グラス・アニマルズ、キャピタル・シティーズ、ボトルマン、ズー、グループラブ、セント・モーテル、ルメートルがデザインしたユニホームが使用可能となる。

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