Worldcup-Australia(C)Getty Images

女子W杯開幕戦に7万5784人が集結!開催国オーストラリアにおける女子サッカーの新記録に

ついに開幕した女子ワールドカップ。開幕戦でアイルランドと対戦した開催国のオーストラリアは、ステフ・キャトリーのPKにより初戦を制した。

シドニーのオリンピック・パークに、マチルダス(女子オーストラリア代表の愛称)にとって過去最高となる75,784人の観客を集めた女子ワールドカップの初戦。3つの異なるリーグと3つの異なる大陸でゴールデンブーツを手にした唯一の選手であるサム・カーを怪我で欠くオーストラリアは、アイルランドとの一戦に臨んだ。

チームのエースをふくらはぎの負傷で欠くオーストラリアは、試合前からアイルランドの守備を崩すのは簡単ではないと伝えられていた。その予想が的中し、オーストラリアは前半、試合の主導権こそ握っていたがなかなか得点を奪うことができず。逆に初の女子ワールドカップ出場を果たしたアイルランドにカウンターからチャンスを作られてしまう。

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それでも後半に入って52分に、ペナルティーエリア内でヘイリー・ラソがファウルを取られてPKを獲得。これをキャトリーが自信を持ってゴールに蹴り込み先制点の奪取に成功した。その後、ピンチもあったが、相手の精度にも助けられてそのまま試合は終了。オーストラリアが1-0で勝利した。

MVPに輝いたのはPKでゴールを奪ったキャトリー。彼女はゴールを奪っただけでなく、セットプレーでは一貫して冴え渡ったキックを蹴り、他にも多くのチャンスを作り出すなど、オーストラリアの中でも傑出したプレーを見せた一人だった。

母国開催のワールドカップの広告塔としてカーには大きな期待がかかっていたが、怪我で初戦に出場することができず。それでも何とか勝利を収めたことは次につながるはずだ。

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