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Russia InfantinoGetty/Goal

FIFA、ロシアへ「国名、国旗、国歌」使用禁止措置…ポーランドやスウェーデンは対応を非難

国際サッカー連盟(FIFA)は、ロシアに対して国名、国旗、国歌の使用を禁止したが、他国からは非難が集中している。

ロシアとウクライナ間の緊張が高まる中、24日にロシア軍が隣国への侵攻を開始。市街地戦が続くなど状況は悪化の一途をたどる中、この影響はフットボール界にも及んでおり、欧州サッカー連盟(UEFA)が5月末のチャンピオンズリーグ決勝の舞台をサンクトペテルブルクから変更する事態にも発展している。

さらに、3月末に予定される2022年ワールドカップ欧州予選プレーオフでロシアと対戦予定のポーランドやスウェーデン、チェコがボイコットを表明。FIFAに対しては、ロシアのワールドカップへの出場資格を取り消すように求める声も上がっている。

そして、状況を注視するとコメントするに留めてきたFIFAは27日に声明を発表。その中で、軍を使用してウクライナ侵攻を開始したロシアを非難し、さらに当面の措置をリストアップした。

「ホームゲームは中立地で観客なしで行われ、国際試合をロシア領内で開催しない。ロシアを代表する組織のメンバーは“ロシア”ではなく“フットボール・ユニオン・オブ・ロシア”の名前で大会に参加する。フットボール・ユニオン・オブ・ロシアが参加する試合での国旗と国歌の使用を禁止する」

しかし、この措置に対しては他国から批判的な声が上がっている。ポーランドサッカー協会のチェザリ・クレサ会長は「本日のFIFAの決定はまったくもって受け入れられない。我々にはこの試合に出場する考えがない。我々のスタンスは何も変わらない。ポーランド代表チームは、チーム名にかかわらずロシアとプレーしない」と改めて強調した。

また、スウェーデンサッカー協会のカール=エリック・ニルソン会長も「FIFAからのメッセージにより我々の考えは変わらないし、ウクライナの状況も変わらない。だから、現時点で他に選択肢はない。FIFAに我々の考えを伝えるためにポーランドとチェコとも協議したい。しかし、FIFAからのもっと鋭いスタンスを我々は期待していた」と失望をあらわにした。

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