国際サッカー連盟(FIFA)は22日、18歳以下の移籍ルールに違反があったため、チェルシーに対し今後2回の移籍市場での選手獲得禁止処分を科すことを発表した。
『FIFA』は“未成年の保護”を目的とした移籍条項19条で原則的に18歳未満の選手の国外移籍を禁止している。『FIFA』の3年にわたる調査の結果、チェルシーは29選手がこの規約に違反していることが判明。この先2回の移籍市場において新規選手の登録を禁止と、罰金60万スイスフラン(約6600万円)を科すことを決定した。なお、放出は可能のようだ。
なお、チェルシー側は「FIFAの調査結果に断固として反対する。この決定に意義を申し立てることになる」とし、上訴する予定であると発表している。
今冬のマーケットでドルトムントから獲得を完了したFWクリスティアン・プリシッチを始め、チェルシーでは現在41人ものローン移籍中の選手が在籍しているという。もし上告が失敗に終われば、貸出中の選手に頼るしかないことになる。
『Goal』の取材では、直近の結果によりマウリツィオ・サッリ監督の将来に暗雲が漂っていることが明らかとなっている。次の3試合(リーグ杯決勝:マンチェスター・シティ、プレミアリーグ第28節:トッテナム、第29節:フラム)で結果を残すことができなければ、上層部はイタリア人指揮官の解任を決断する可能性もあるようだ。
もし指揮官交代に踏み切った場合でも、処分が確定すれば新監督の好みの選手を補強することはできない。またサッリ監督が続投となっても、自身の哲学にマッチする選手を連れてくることはできなくなる。チェルシーにとって、非常に重い処分となりそうだ。
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