フェイエノールトがヘントの渡辺剛獲得を見送る可能性がある。
2023年からヘントでプレーする渡辺。移籍1年目からインパクトを残した同選手は、2年目となった今シーズン、ゲームキャプテンを務めたりと、公式戦48試合に出場してカンファレンスリーグのチェルシー戦で得点を記録するなどの活躍を見せている。
この活躍を受け、先日から渡辺に対してはフェイエノールトからの関心が届く。上田綺世の所属するオランダの強豪は、今夏に守備陣の要であるダヴィド・ハンツコがチームを離れる可能性が浮上しており、その代役として日本代表DFへの関心を強めていた。実際に数週間にわたって交渉が行われ、この移籍は実現するものだと期待が高まっていた。
しかし、オランダ『Voetbal International』のマルティン・クラッベンダム氏によると、フェイエノールトは他のターゲットに切り替える可能性があるようだ。
クラッベンダム氏は「フェイエノールトはワタナベ獲得への動きを止めることになる。ヘントはとても高額の移籍金を要求しているから、彼らはターゲットを切り替えている。彼は昨年にボローニャに移籍する可能性があった。しかし、彼らは1000万ユーロ(約17億円)も払いたくはなかった。彼はあと数年で30歳になるから、残存価値はない」と伝えている。




