フェイエノールトがNECナイメヘンの佐野航大の獲得に関心を寄せているようだ。オランダ『ESPN』などが伝えている。
2023年からプレーするNECで評価を高める佐野。3年目となる今シーズンは、エールディヴィジ前半戦を終えて4位と大健闘するチームの中で、リーグ戦17試合すべてにフル出場して、1得点3アシストを記録している。
この活躍を受け、佐野に対しては来年1月の移籍市場で去就に注目が集まっている。すでにエールディヴィジ王者PSVやブンデスリーガのマインツなどからの関心が報じられてきた。そんな中、さらに上田綺世と渡辺剛の日本代表チームメイトが所属するオランダの強豪フェイエノールトも同選手の獲得に興味を示しているようだ。
『ESPN』によると、フェイエノールトが佐野の獲得に向けてNECに対して正式なアプローチを行った模様。同クラブは今シーズン、多くの負傷者を抱え、冬の移籍市場で中盤の補強を目指している。特にクインテン・ティンバーが来夏の退団に近づいており、佐野をその後釜に据えることを検討しているようだ。
なお、同メディアによると、NECは佐野の移籍金としてクラブ史上最高額を要求する見込み。クラブレコードは、今夏にサンダーランドに移籍したGKロビン・ローフスの1000万ユーロ(約18億円)とされ、これを超える売上額になることが予想されている。また、『de Gelderlander』はNECが1500万ユーロ(約28億円)を要求すると報じている。
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