板倉滉の争奪戦にフェイエノールトも参戦か…PSVやアヤックスが関心寄せる中、ボルシアMGへの獲得オファー準備と報道

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】ボルシア・メンヒェングラートバッハ（ブンデスリーガ）でプレーする板倉滉に対しては、今夏にエールディヴィジの強豪からの関心が届いている。

ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属する日本代表DF板倉滉の獲得に向けてフェイエノールトも動き出したようだ。オランダ『ESPN』が伝えている。

2022年夏に加入したボルシアMGで3年間にわたって守備の中心として欠かせない存在だった板倉。日本代表としても37キャップを数える28歳DFだが、今夏の去就に注目が集まっている。ドイツ『ビルト』は現行契約が残り1年を切ったことを伝えつつ、選手側が現時点で契約延長にも応じていないため、今夏はクラブにとって移籍金を得られる最後のチャンスであると指摘している。

板倉に対しては現在オランダからの強い関心が届き、すでに王者PSVや強豪アヤックスが争奪戦に参戦していると報じられてきた。アヤックスはヨレル・ハトのチェルシー移籍が近づく中、板倉の獲得に向けて700万ユーロ（約12億円）のオファーを提示したが、これは拒否。今後、選手の売却を進めない限り、より高額のオファーを提示できる可能性は低いと伝えられている。

そんな中、アヤックスのライバルであるフェイエノールトも板倉への興味を強めている。『ESPN』によると、日本代表のチームメイトである上田綺世と渡辺剛の所属する同クラブはダヴィド・ハンツコの退団やトーマス・ベーレンの負傷により、さらなるセンターバックの補強に動いており、板倉の獲得に向けてアヤックスの提示額を上回るオファーを送る準備をしているようだ。

なお、今夏の去就に揺れる板倉は、2日にバレンシアとのプレシーズンマッチに臨むスカッドから外れている。

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