フェイエノールトの上田綺世に今夏の移籍の可能性が浮上している。オランダ『Voetbal International』が伝えた。
2023年夏、ベルギーでゴールを量産した上田は、当時のオランダ王者フェイエノールトに移籍。しかし、エースストライカーであるサンティアゴ・ヒメネスの活躍もあり、2番手に甘んじる時間が続いた。それでも、2年目となった今シーズンは負傷に見舞われながらも、ヒメネスが移籍した後はファーストチョイスとなり、公式戦31試合で昨シーズンを上回る9ゴールを記録した。
しかし、上田は2年前の夏に支払われた移籍金800万ユーロ(約13億円)に見合うだけの活躍を残していないと評価されており、さらに負傷による欠場が頻繁に起きていることから、現在フェイエノールトでの将来に暗雲が立ち込めている。
そんな中、『Voetbal International』によると、上田に今夏の移籍市場で他クラブからの関心が届いている模様。「関心は常にあり、最近ではプレミアリーグからの関心も届いている」と伝えられているが、どのプレミアリーグのクラブが関心を示しているか具体的な名前は挙げられていない。
また、上田と同様にフェイエノールトのもう1人のストライカーであるフリアン・カランサの去就も不透明な模様。イタリアやアメリカのクラブが同選手の動向を注視しているようだ。


