フェネルバフチェは、フィリップ・コスティッチを期限付き移籍で獲得したと発表した。
フランクフルトで鎌田大地や長谷部誠とヨーロッパリーグ制覇に貢献したコスティッチは、2022年夏にユヴェントスに加入。1年目からマッシミリアーノ・アッレグリ監督の信頼を得ると、過去2シーズンで公式戦87試合に出場した。この数字はマヌエル・ロカテッリとダニーロに次ぐチーム3番目の試合数であり、チームの主力であったことを証明している。
しかし、今夏にコスティッチの状況は一転。チアゴ・モッタ監督が就任すると、同選手はフェデリコ・キエーザらとともに構想外となり、開幕からベンチ外が増えていた。これを受けて新天地を求めるも、ヨーロッパ主要リーグの移籍市場が閉幕しても大きな動きはなかった。
すると、9月中旬まで移籍市場が開いているトルコの名門フェネルバフチェが関心。先日にはユヴェントスとコスティッチの期限付き移籍で基本合意に達したと発表され、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームへの移籍が決定的となっていた。
9日、フェネルバフチェはコスティッチを1年間の期限付きで獲得したことを発表。同選手は「ファンの前でピッチに立つのが待ち切れない」と抱負を語っている。
なお、この取引には来夏の500-600万ユーロ(約8-9億円)での買取オプションが付帯している模様。また、サラリーはフェネルバフチェが全額を負担し、ユヴェントスは300万ユーロ(約5億円)を節約できると伝えられている。
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