プレミアリーグは24日に第2節が行われ、エヴァートンとブライトンが対戦した。
開幕戦は後半アディショナルタイムの失点で引き分けたブライトン（vsフラム：1-1）。今季初勝利を狙う敵地での一戦では、三笘薫やミンテ、バレバらに加え、ウェルベックが先発入りした。一方、今季から使用する本拠地ヒル・ディキンソン・スタジアムでの初戦を迎えたエヴァートンでは、GKピックフォードや注目の新加入MFグリーリッシュがスタメンに入っている。
試合序盤はエヴァートンが良い入りを見せ、3分にエンディアイエが自ら持ち込んで枠内シュートを放つ。一方のブライトンはボール保持からチャンスを伺うものの、ソリッドな守備に苦労する立ち上がりに。それでも18分、GKのロングキックに反応した三笘薫が見事なコントロールから強烈なバー直撃のシュートを放つと、19分には右サイドを突破したミンテの折り返しにウェルベックが合わせたが、ネットに押し込むことはできなかった。
ピンチを迎えたエヴァートンだったが、23分には先制。左サイドで受けたグリーリッシュが鋭いクロスを送ると、飛び込んだエンディアイエが足を伸ばして押し込んだ。新スタジアムでの記念すべき初ゴールで、ホームチームがリードを奪う。
追いかけるブライトンは38分、ファン・ヘッケの強烈なミドルがポストに直撃。アディショナルタイムには相手のバックパスをカットしたオライリーに決定機が訪れたものの、GKピックフォードのファインセーブに阻まれている。前半はエヴァートンが1点リードして折り返した。
ブライトンは後半頭からバレバに代えてヒンシェルウッドを投入。状況の打開を図る。しかし、次のゴールもエヴァートンだった。52分、ボックス外でグリーリッシュの落としをガーナーがダイレクトシュート。強烈な一撃がネットに突き刺さっている。ホームチームがリードを広げた。
突き放されたブライトンは、67分に2選手を交代してゴールを目指す。すると75分、ボックス内のハンドでPKを獲得。しかし、ウェルベックのキックはGKピックフォードが完璧にストップ。この日最大のチャンスを逃した。結局試合はこのまま終了。エヴァートンが2-0で勝利している。
この結果、エヴァートンは今季開幕初勝利。新本拠地で初の公式戦を白星で飾った。一方、前節は後半アディショナルタイムの失点で追いつかれていたブライトンは、開幕から1分け1敗で勝利無しとなっている。