20211211 Tottenham RennesGetty Images

新型コロナ騒動で延期のECLトッテナムvsレンヌは開催不可能か…UEFA「解決策が見つからなかった」

欧州サッカー連盟(UEFA)は、延期となったヨーロッパ・カンファレンスリーグのトッテナム対レンヌが行われない可能性を示した。

現在、ファーストチーム内で新型コロナウイルスのアウトブレイクが発生するトッテナム。少なくとも選手8名を含む計13名の検査陽性が判明しており、9日に予定されていたヨーロッパ・カンファレンスリーググループG最終節のトッテナムとレンヌの一戦が延期された。

新たな日程に関しては、12月31日までの開催に向けて話し合われてきたが、どうやら折り合いが付かなかった模様。UEFAは「試合日程を変更するために、UEFAは2クラブと協力して実行可能な解決策を見つけようとしてきた。残念ながら、両クラブに適した解決策が見つからなかった。その結果、試合を開催することはできない」と声明を出した。

すでにグループ首位通過を決めるレンヌにとっては消化試合に過ぎない一戦だが、トッテナムは2位フィテッセと勝ち点3差の3位と、次ラウンド進出のためにはこの一戦での勝利が絶対に必要な状況だ。

トッテナムは新型コロナウイルスのアウトブレイクにより、今週末のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦も延期されており、さらに11月末のバーンリー戦も雪により開催が見送られていた。また、プレミアリーグ勢はクリスマスシーズンに過密日程を迎えており、トッテナムも16日のレスター・シティ戦から13日間で公式戦5試合を戦う予定となっている。

なお、最終決定はUEFAの管理・倫理・規律委員会により来週に下されるようだ。

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