元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が、スペインのラミン・ヤマルとニコ・ウィリアムズを称賛した。
現在開催中のEURO2024で、大きく評価を高めているのがスペイン代表のヤマルとウィリアムズだ。ヤマルは決勝進出を決めたフランス戦でチームに勢いをもたらす同点弾を決めてEUROにおける最年少ゴール記録を更新すれば、ウィリアムズはここまで6試合のうち5試合に先発して1ゴール、1アシストを記録。チームの攻撃を牽引する存在となっている。
そんな二人をルーニー氏は『The Times』のインタビューで称賛。母国であるイングランド代表のディフェンダーに対し、彼らを警戒するよう警告している。
「イングランドはスペイン戦でサイドをしっかり守る必要がある。なぜなら、彼らの素晴らしい二人の若いウインガーが主な脅威となるからだ。ヤマルはフランス戦での素晴らしいゴールの後、自信に満ち溢れているだろう。彼はEURO2004での私を少し思い出させる。人生最高の時を過ごしているティーンエイジャーだ。彼やウィリアムズ、メイヌーのような若い選手たちは、恐れを知るほど長く生きていないし、それが何なのかを理解していない。欧州選手権という大舞台で、彼らはただプレーを楽しんでいるだけだ。それがこのゲームをプレーする最良の方法なんだ」
「私にとってウィリアムズは例外的な存在だ。彼は若い頃のクリスティアーノ・ロナウドを思い出させる。彼は大柄でボールを受け取り、時には過剰なプレーをするが、通常は正しい判断をする。1対1の状況で信じられないほどの脅威であり、ゴールも決める。イングランドは彼に本当に注意する必要があるね」
