イングランド代表の選手の友人や家族は、スコアレスドローに終わったスロベニア戦の試合後、スタンドからビールカップを投げつけられていたようだ。
イングランドは第2戦を終えた時点でグループCの突破が決まっていたが、第3戦となったスロベニア戦では不甲斐ないパフォーマンスを披露。ファンがガレス・サウスゲート監督を非難する事態に至った。
ここまでベンチが続いているエズリ・コンサは、スロベニア戦の試合後に家族たちが「あらゆる角度から」ビールまみれになりながらプラスチックカップを殴りつけられたと主張。「我々に気づいていたと思う。というのも、我々の家族の何人かは(ファンに)何杯か飲まされていたからね」と付け加えた。
ただ、 このプラスチックカップは、サウスゲート監督を狙ったもので、家族はターゲットにされていなかったとも報じられている。サウスゲート監督は今回の件について選手たちとの間で話し合っていないことを主張しつつ、「彼らをチェックするんだ。スタンドには家族連れの子供たちがいるから、いつも彼らを確認し、安心させ、大丈夫かどうか尋ねなければならない。サッカーではそういうことが起こるんだ」と試合後に語っていた。
コンサは弟が「(カップが)あらゆる角度から飛んで来ていた」と言っていたことを明かした上で、「そのことはあまり考えないようにしている」と思いを吐露。今後そういったことが起きないことを望んでいると伝えている。
