Messi Eto'o BarcelonaGetty Images

エトー氏「俺がメッシとプレーしていた?そうじゃなくて、メッシが俺とプレーしていたんだ」

バルセロナなどでプレーした元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏の発言が話題となっている。

カメルーン代表の愛称である不屈のライオンよろしく、現役時代から自尊心を大切にしてきたエトー氏は今も変わっていないようだ。『ESPN』との公開インタビューに応じた同氏は「あなたはメッシとプレーしたことがあります」と質問されると、そのニュアンスが気に食わなかった様子。次のようなやり取りを行なっている。

インタビュアー:「メッシに言及しましたが、(アンス・ファティは)彼から何を学べますか? あなたはメッシとプレーしたことがあります」

以下に続く

エトー氏:「違う。彼が俺とプレーしたんだ。それは違うことだ」

インタビュアー:「なぜですか?」

エトー氏:「俺がメッシとプレーしたわけじゃない。あの時代は、メッシが俺とプレーしていたんだ。それは違うこと、まったく違うことだよ」

エトー氏は2004-05シーズンに鳴り物入りでマジョルカからバルセロナに加入して、ロナウジーニョ氏らと強力な攻撃ユニットを形成。一方のメッシは2004年10月にバルセロナのトップチームで公式戦デビューを果たしたが、まだ若手選手だったために同チーム定着にはさらなる年月を要している。

そしてメッシが大ブレイクを果たしたのは、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの三冠を達成した2008-09シーズンのこと。メッシ、エトー、ティエリ・アンリ氏が形成した3トップは100得点以上を記録し、シーズン終了後にエトー氏はその役割を終えたかのようにインテルへと移籍した。

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