イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長が14日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、セリエAなどイタリア国内リーグで救急救命講習の必須化を検討していることを明らかにした。
12日に行われたEURO(ユーロ)2020グループB初戦のデンマーク対フィンランドにおいて、インテルに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがプレー中に倒れ、一時、心肺停止になるなど危険な状態となった。幸い、主将のDFシモン・ケアーやスポーツドクターらの迅速な対応もあり、エリクセンは意識を取り戻したが、FIGCのグラヴィーナ会長はケアーの行動を称えつつ、こういった事例を踏まえて、イタリア国内のリーグにおいても救急救命講習などを導入していく方針を示した。
「我々も答えを出さなければならない。そして我々全員がケアーの行動を評価している。ドクターらも言っていたが、エリクセンの命を救う上で、彼の処置が決定的だった。悲惨な出来事が極めてまれになることを願っているが、ピッチに立つアスリートやコーチ、スタッフら全員がこのような状況において何をすべきかの基礎的な知識を得られるよう、我々の専門施設やドクターらを活かしていくべきであると考えている」
「こうしたアクシデントについて、科学的に原因を究明していく必要はあるが、それとは別に、ピッチに立つ選手たちが知識を身につけ、訓練を行えるよう推し進めていきたい。すでにFIGCの医療委員会が取り組んでおり、素早い実施を目指したい。プロやアマチュアのすべてのクラブを対象としたガイドラインを作成し、講習を国内ライセンス所持者の必須とする予定だ」
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