Shunsuke Mito_Albirex Nigata_20231203(C)Getty Images

三戸舜介への期待を語るスパルタTD、移籍決断に結び付いたのは斎藤光毅の存在?「コウキや彼の周囲の人たちが…」

スパルタ・ロッテルダムは21日、1月の移籍期間に向けてアルビレックス新潟からU-22日本代表MF三戸舜介を28年6月までの契約で獲得したことを発表。クラブのヘラード・ネイカンプTD(テクニカルディレクター)は発表の際、同選手への期待を口にした。

現在エールディビジ7位のスパルタでは、同じくU-22日本代表FW斉藤光毅のチームメイトとなる21歳の三戸。新天地の公式ウェブサイトでは2021年に新潟のトップチームでデビューし、J1での今シーズンで「印象を残した」こと、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞したことなどが紹介されている。

また、ネイカンプTDのコメントも紹介。同TDは「我々はシュンスケのことを長い間追ってきて、日本からロッテルダムへの移籍に多くの時間を費やした」と振り返ると、「おそらくコウキや彼の周囲の人たちがスパルタやここでの成長の可能性にポジティブであるたことが大きかったのだろう。それに我々は日本に出向き、彼とミーティングして我々のプランについて話したんだ」とも明かした。

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同TDは続けて三戸について、「彼は多くの攻撃的なクオリティを持ち合わせるウィンガーで、まだ自身の成長において大きなステップを踏むことができ、それをヘット・カステール(本拠地)でそのステップを踏めると信じている」とその将来性に言及。「我々は彼の能力を確信しており、彼が間もなく我々のユニフォームを着てプレーする姿を見れることを楽しみにしている」と期待を膨らませた。

なお、現在50歳のネイカンプTDはアメリカのシンシナティの強化を務めていた20年にはベルギーのヘントからの元日本代表FW久保裕也の獲得を担当。21年12月にスパルタのTDに就任してからはベルギーのロメルから期限付きで斎藤を加えた同氏だが、三戸は初めて日本のクラブから直接獲得した選手となる。

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