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イングランドが女子EURO2025優勝!PK戦の末に女子ワールドカップ女王スペインを下して連覇達成

イングランド女子代表が女子EURO2025を制して連覇を飾った。

27日に女子EURO2025決勝が開催。準決勝でイタリアに延長戦の末に2-1で逆転勝利して2大会連続となる決勝進出を決めたイングランドと、延長戦の末にドイツに1-0で勝利した女子ワールドカップ優勝国のスペインが激突。両者は2年前の2023年女子ワールドカップ決勝でも対峙し、その時はスペインが1-0で勝利した。

イングランドが積極的な試合の入りを見せるも、徐々にスペインがポゼッションを高めて攻勢を強める中、25分にイングランド守備陣を崩すことに成功。オナ・バジェが右サイド深くから中央にクロスを送ると、マリオナ・カルデンテイが打点の高いヘディングで合わせ、ボールはゴール右隅に突き刺さってスペインがリードを奪った。

追加点を目指すスペインがさらにポゼッションを高める中、イングランドは41分にローレン・ジェームズが負傷するアクシデントに見舞われて、前回大会決勝で優勝を手繰り寄せる得点を挙げたクロエ・ケリーがピッチに立つ。それでも、試合の流れに大きな変化はなく前半をスペインの1点リードを折り返した。

後半に入ると、スペインがボールを持ち、虎視眈々とチャンスを作り出そうとする展開に。それでも、57分にイングランドがチャンスをものにする。左サイドからケリーがクロスを上げると、アレッシア・ルッソが難しい体勢からヘディングで合わせてボールはゴール左隅に吸い込まれた。

その後、両チームともに交代枠を使いながら勝ち越しゴールを目指すものの、得点には至らず。1-1で90分を終え、延長前後半を戦っても決着つかず、勝負はPK戦にもつれ込んだ。

先行のイングランドが1本目から失敗し、反対に後攻のスペインは1本目を成功。2本目はイングランドが成功した一方で、スペインは失敗する。3本目も同様にイングランドが成功し、スペインのキッカー、アイタナ・ボンマティのシュートはGKハンナ・ハンプトンがセーブ。4本目で両国ともに失敗に終わると、イングランド5人目のキッカーとなったケリーが豪快にネットを揺らしてイングランドがPK3-1でスペインを下した。

この結果、イングランドが女子EURO2連覇を成し遂げ、初の決勝の舞台に立ったスペインは女子ワールドカップとの2冠には手が届かなかった。

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