イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督が、なかなかメジャータイトルを獲得できていない代表に対する「呪われている」という話題を否定した。『ESPN』が伝えた。
ここまで欧州のワールドカップ最終予選でグループKの首位に立つイングランドは、現地時間6日にアンドラ、9日にセルビアと対戦する。
イングランド男子代表は1966年以来メジャータイトルを獲得していない。欧州選手権などでは準優勝とあと一歩のところで結果が出せておらず、イングランド女子代表が7月にスペインとの激闘を制してヨーロッパ選手権のタイトルを獲得し、その1ヶ月前には同国のU-21代表もドイツに3-2で勝利してU-21欧州選手権で優勝していることを考えると、男子代表に対するプレッシャーは高まっているのは間違いないだろう。
ただ、トゥヘル監督は同国代表の他の結果がプレッシャーを高めるかと問われ、記者会見で自身の見解を主張した。
「いいえ、全くそうではない。もし何かあるとすれば、それは良い前兆だ。(女子の)サリーナ(ヴィーグマン)と(U-21監督の)リー(カースリー)をとても嬉しく思った。彼らがそれを成し遂げ、連覇という並外れた努力と並外れた成功を収めたからだ。だからこそ(イングランドでのトロフィー獲得は)可能だ。(言われているような)イングランドのチームに呪いはない。だからそれは良い前兆であり、我々はその例に従うために全力を尽くすつもりだ」
ジョン・ストーンズが筋肉系の問題でチームを離脱することになったが、キャプテンのハリー・ケインがアンドラ戦で先発出場できると語ったトゥヘル監督。W杯優勝に目標を定める中、まずはW杯予選を勝ち抜くことができるだろうか。
