Latvia v England - FIFA World Cup 2026 QualifierGetty Images Sport

ファンが静かと苦言→次戦で強烈なブーイング…イングランド代表監督「英国のユーモアで笑顔になれたよ」

イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督は、サポーターの反応についてコメントした。

今年1月からトゥヘル監督体制がスタートしたイングランド。2026年ワールドカップ欧州予選でも5連勝と見事な結果を残していた中、14日には敵地でラトビア代表と対戦した。前半だけでハリー・ケインが2ゴールを奪うなど圧倒し、最終的に5-0と快勝。ヨーロッパ一番乗りでワールドカップ本大会出場を決めた。

そんなイングランドだが、トゥヘル監督は先日のウェールズ代表との親善試合(3-0)の後、「ファンからまったくエネルギーをもらえなかった。30分過ぎからはウェールズサポーターの声しか聞こえなくなった。少し残念だよ」とコメント。ファンの声援が少ないことを嘆いていた。するとこのラトビア戦では、アウェイまで詰めかけたファンからトゥヘル監督を攻撃するチャントが何度も発生している。

試合後、トゥヘル監督はファンの反応について問われると「今日は前半に少し批判されてしまったが、仕方がないね。私はユーモアのセンスを持って、良い気分でこれを受け止めるよ」と話している。

「私の前回の発言もあって、彼らには批判する理由があった。それは当然だと思う。少し批判されたが、とてもクリエイティブに感じたね。笑顔になれたし、こうあるべきだ。イギリスのユーモアだし、もちろん耐えることはできるよ。別に構わないさ」

また、ファンの影響について「本当に重要だ。我々にはサポーターが必要なんだ。選手として、あるいは監督として試合に出て、チームを応援してくれるサポーターの姿を見られるのは大きな違いなんだ」とし、さらにこう続けた。

「サポーターに誇りと喜びを与えたい。彼らは我々のプレーを観て喜び、共感もしてくれるはずだ。我々は今、何かを築き上げようとしていて、選手たちから最高のパフォーマンスを引き出せるように準備を進めているんだ」

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