国際サッカー連盟(FIFA)は、イングランド女子代表FWローレン・ジェームズに2試合の出場停止を科した。
現在開催中の女子ワールドカップで、グループステージだけで3ゴール3アシストをマークする大活躍を見せたジェームズ。しかし決勝トーナメント1回戦のナイジェリア戦では、スコアレスで迎えた87分に相手選手の臀部を踏み付ける暴力行為で一発退場に。なお、チームは数的不利になりながらもPK戦の末に勝利して準々決勝進出を決めている。
一発退場によって自動的に1試合の出場停止が科されたことにより、ジェームズは準々決勝のコロンビア戦は欠場することが確定している。しかし今回FIFAは、追加で1試合の出場停止処分を科すことに。この結果21歳FWは、チームが4強に名を連ねても準決勝でプレーできないことが決まった。出場が可能になるのは3位決定戦、もしくは決勝戦からとなる。
なおジェームズは、踏みつけた相手であるミシェル・アロジーに対しSNSで「愛情と敬意を送る。起きてしまったことを申し訳なく思っている。また、イングランドのファンとチームメイトへ、あなたたちとともに、あなたたちのためにプレーすることは私にとって最大の名誉。この経験を教訓にすることを約束する」と謝罪していた。
