イングランド代表FWハリー・ケインが、自信に対する批判を一蹴した。
イングランド代表の絶対的なエースであるケインだが、EURO(ユーロ)2020のグループステージ3試合ではゴールを奪うことができていない。
一方でイングランド代表はクロアチア代表、チェコ代表に勝利し、スコットランド代表に引き分けて、グループDを首位で終えて決勝トーナメントに進出した。しかしこの3試合で奪ったゴールはわずかに2つ。そのため矛先がケインに向いており一部で批判されている。
ケインは「これまでも、何度も批判にさらされてきた。これが初めてのことでない」とコメント。自身に集中する批判について反論した。
「でもそれは一部のことだ。ストライカーとしてずっと言ってきたことだけど、毎試合得点し、触ったものが全てゴールになるような素晴らしい時期もある。でも逆に思い通りにならない時期もあるんだ。この大会ではそれが続いている」
「人はすぐに考え方を変えてしまうものだ。少し前、僕がゴールデンブーツを獲得したときには世界最高の選手だと称賛してくれた」
「高くてもだめ、低くてもだめ。常にニュートラルを維持することが大事だね。そして自分を信じることが大事であり、僕は常に自分を信じてきた。10試合も、15試合もゴールから遠ざかったこともある。でもチャンスがあれば自分を信じてゴールを決めてきたんだ」
